迷惑な「ありがとう」もある
2009年9月1日 怪しい話 選挙が終わって街が静かになるかと思いきや、今度は政権交代とやらでまだまだ世間は騒がしくなりそうです。といってもこの2週間ばかりは忙しくて選挙カーや街頭演説に出くわす暇もほとんどありませんでした。むしろセミの声の方がうるさかったくらいです。
そんなわけで今回は、候補者の名前や「ありがとうございます」を連呼する選挙カーにも出会うことはありませんでした。全国的にこういう人がいるのか私が住んでいる地域だけなのかは知りませんが、ともかくそういう事をする候補者を時々見かけます。そして、そういう事をする候補者のことは、どんなに立派な政策を掲げていても好きになれません。五月蝿い!というのが一番の理由ではありますが、感謝されるようなことをした覚えもないのに「ありがとう」と言われるのも何だか嫌なのです。
そういえば、『水からの伝言』という本だと「ありがとう」は「よい言葉」とされているそうです。
↓
水からの伝言 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%A8%80
ちょっと想像してみて下さい。あなたが「愛してる」と言われた相手が、
・恋人だったら
・変人だったら
・ストーカーだったら
相手が違っても同じように受け取りますか?
また、同じ相手から言われた言葉でも状況によっては受け取り方が違うこともあるでしょう。浮気が発覚し激怒している恋人に向かって「おれは君を愛してるんだ!」などと言ったら嘘つき呼ばわりされて余計に相手を怒らせることになるかもしれません(勿論、時と場合によっては違う結果になることもあり得ますが)。
別に「ありがとう」と言うこと自体は悪いことではありません。相手に感謝していることを伝えるのは大切なことです。だからこそ必要な時に言うべきなのであって、でたらめに「ありがとう」を連発していればいいというものでないでしょう。選挙カーで走り回りながら「ありがとうございます」を連発している人は、私にとって迷惑でしかありません。
そんなわけで今回は、候補者の名前や「ありがとうございます」を連呼する選挙カーにも出会うことはありませんでした。全国的にこういう人がいるのか私が住んでいる地域だけなのかは知りませんが、ともかくそういう事をする候補者を時々見かけます。そして、そういう事をする候補者のことは、どんなに立派な政策を掲げていても好きになれません。五月蝿い!というのが一番の理由ではありますが、感謝されるようなことをした覚えもないのに「ありがとう」と言われるのも何だか嫌なのです。
そういえば、『水からの伝言』という本だと「ありがとう」は「よい言葉」とされているそうです。
↓
水からの伝言 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%A8%80
本書やその続編で江本らは結晶を作る際に「ありがとう」や「平和」など「よい言葉」をかけると美しい雪花状の結晶ができて、「ばかやろう」や「戦争」など「悪い言葉」をかけると汚い結晶ができるという物語を好んで取り上げている。言葉のかけ方は「紙に言葉を書いて、水をいれた瓶に貼る(この際に、水から「見える」ように文字の書かれた面を内側にして貼る)」あるいは「水の入った瓶に向かって声をかける」などである。また、水を入れた瓶に「音楽を聴かせる」と音楽の種類によって結晶形が変わる、といった話である。(ただし、本書の写真はその考えに沿った結果の結晶を選んで撮影されていることを著者も公言している)同じ言葉でも、誰がどんな状況で発したのかによって意味が変わってきます。そんなことを無視して、単語だけ取り出して言葉の善し悪しを決めようなんて無理でしょう。
ちょっと想像してみて下さい。あなたが「愛してる」と言われた相手が、
・恋人だったら
・変人だったら
・ストーカーだったら
相手が違っても同じように受け取りますか?
また、同じ相手から言われた言葉でも状況によっては受け取り方が違うこともあるでしょう。浮気が発覚し激怒している恋人に向かって「おれは君を愛してるんだ!」などと言ったら嘘つき呼ばわりされて余計に相手を怒らせることになるかもしれません(勿論、時と場合によっては違う結果になることもあり得ますが)。
別に「ありがとう」と言うこと自体は悪いことではありません。相手に感謝していることを伝えるのは大切なことです。だからこそ必要な時に言うべきなのであって、でたらめに「ありがとう」を連発していればいいというものでないでしょう。選挙カーで走り回りながら「ありがとうございます」を連発している人は、私にとって迷惑でしかありません。
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