イグノーベル賞とコーラにまつわる都市伝説
2008年10月8日 怪しい話まず、イグノーベル賞についてご存知ない方のために簡単に説明しましょう。イグノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞です。ユニークな(内容もまともであったりする)研究に対して送られることもあれば、科学的には到底ありえないような主張をする人に対して皮肉を込めて送られる場合もあります。
したがって、その人の主張の正しさとイグノーベル賞を受賞することには関係がありません。続きを読まれる際は、そのことにご注意下さい。
さて、10月2日に授賞式の行われたイグノーベル賞に関して、こんな記事がありました。
CNN.co.jp:「コカ・コーラの避妊効果」研究にイグ・ノーベル化学賞
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200810030007.html
それにしても、コカ・コーラを飲んだくらいで避妊効果があったら大変でしょう。本当だったらもっと前から大騒ぎになっているはずです。真面目に研究するまでもなく、ありえない話と言って良さそうです。
ところが他所様のブログを拝見すると、どうもコカ・コーラの使用法が「飲む」に限った話ではないようなのです。
こんな都市伝説があるのだとか
↓
都市伝説広場
http://umaibo.net/ul/basic/goraku/colahi.html
あくまでも「都市伝説」ですから、根拠なんかありませんし真に受けてはいけません。流石に無茶だろうとは思うのですが、信じる人がいるのでしょうか?
詳しい内容を見ていないのでわからないのですが、今回受賞した研究ではコーラがどのように使われていたのでしょうか。どちらにしても、胡散臭い話であることには違いないのでしょうけれど。
ちなみに今回のイグノーベル賞では、日本人の研究者が認識科学賞を受賞しています。
「単細胞が迷路解く」受賞 イグ・ノーベルで中垣氏ら (47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100301000200.html
したがって、その人の主張の正しさとイグノーベル賞を受賞することには関係がありません。続きを読まれる際は、そのことにご注意下さい。
さて、10月2日に授賞式の行われたイグノーベル賞に関して、こんな記事がありました。
CNN.co.jp:「コカ・コーラの避妊効果」研究にイグ・ノーベル化学賞
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200810030007.html
ボストン──「笑えるとしか言いようがなく、しかも記憶に残り、人々を考えさせる業績」に贈られる、毎年恒例となったイグ・ノーベル賞の第18回授賞式が2日夜、米ハーバード大学のサンダース・シアターで催され、「コカ・コーラの避妊効果」について研究し、真反対の結果を導き出した2つの研究グループに、化学賞が贈られた。片方は「避妊効果がある」との結論で、もう片方は「効果がない」としている。一方が「効果がある」としながら、もう一方から「効果がない」という正反対の結論が出ていることがポイントなのですね。「結局何だかわからない」ということですから。なんだってこんなことを研究していたのかは、あえて考えないことにしましょう。
「コカ・コーラに避妊効果がある」との研究は、米ボストン大学医学部のデボラ・アンダーソン教授が1985年に、米医学誌の権威ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表したもの。コカ・コーラの中でも、特にダイエット・コークの避妊効果が最も高かったという。
同様の研究は台湾の研究グループも行っており、同時受賞となった。しかし、台湾のグループは、コカ・コーラならびに他のソフトドリンクには「避妊効果がない」ことを確認している。
一方、清涼飲料水大手コカ・コーラは、イグ・ノーベル化学賞についての問い合わせに、回答を拒否している。
それにしても、コカ・コーラを飲んだくらいで避妊効果があったら大変でしょう。本当だったらもっと前から大騒ぎになっているはずです。真面目に研究するまでもなく、ありえない話と言って良さそうです。
ところが他所様のブログを拝見すると、どうもコカ・コーラの使用法が「飲む」に限った話ではないようなのです。
こんな都市伝説があるのだとか
↓
都市伝説広場
http://umaibo.net/ul/basic/goraku/colahi.html
あくまでも「都市伝説」ですから、根拠なんかありませんし真に受けてはいけません。流石に無茶だろうとは思うのですが、信じる人がいるのでしょうか?
詳しい内容を見ていないのでわからないのですが、今回受賞した研究ではコーラがどのように使われていたのでしょうか。どちらにしても、胡散臭い話であることには違いないのでしょうけれど。
ちなみに今回のイグノーベル賞では、日本人の研究者が認識科学賞を受賞しています。
「単細胞が迷路解く」受賞 イグ・ノーベルで中垣氏ら (47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100301000200.html
【ケンブリッジ2日共同】ユーモアにあふれた科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が2日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で開かれ、アメーバのような動きをする単細胞生物「真正粘菌」が迷路の最短距離を導き出すことを発見した研究で、北海道大の中垣俊之准教授ら6人が認識科学賞を共同受賞した。こちらはコーラの話とは違って、「まともな内容だがユニークな研究」のようです。名誉な形での受賞ですね。
人間にとっても難しい迷路の探索を、脳も神経もない粘菌ができることを発見した点が評価された。受賞あいさつで、中垣氏が「日本の辞書で単細胞は頭が悪いと書かれているが、単細胞はわれわれが考えてきたよりずっと賢い」と話すと、数百人の観客から拍手と歓声を浴びた。
中垣氏らの研究では、3センチ四方の迷路に粘菌を置くと、最初はすべての道に体を伸ばす形でふさいでしまうが、迷路の入り口と出口に食べ物を置くと、最短距離だけを結ぶようになった。
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