ケシ:ふれあい公園で栽培 茨城・下妻市「気づかなかった」毎日新聞 2008年5月14日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080514ddm041040110000c.html
 茨城県下妻市堀籠(ほりごめ)の小貝川(こかいがわ)ふれあい公園の「フラワーフェスティバル」会場のポピー畑に、あへん法で栽培が禁止されているアツミゲシが大量に咲いているのが見つかり、市は13日、数十万本を伐採し焼却処分にした。県は「輸入したポピーの種に、何らかの事情でケシの種が混入した可能性が高い」としている。県警下妻署員が11日に巡回中に見つけ、12日に県薬務課職員らが現地で5ヘクタール中1ヘクタールにアツミゲシを確認した。

 市はフェスティバル(24、25日)に向け、07年にシャレーポピーの種子を市内の業者から購入。10月20日に地元ボランティアが植え、育てていた。種子の段階で混入したとみて流通経路を調べる。

 市担当者は「赤い花と思っていたのに薄紫色で、きれいではないなと感じたが気づかなかった。数年前にも同じ花を栽培した」と話している。

 数十万本のケシの花ですか・・・。アツミゲシを知らない人にとっては「きれいなポピー畑」に見えるのでしょうね。気がついた警察官はさぞ驚いたでしょう。どうして数十万本分の種子が混入したのかも気になるところです。

 これとは関係ありませんが、昔私が「菜の花畑」を作っていると思っていた人に、本当は小松菜畑であったことを明かしたら、大層驚いていました。

規制されるケシとその類似植物について―植えてはいけないケシの見分け方― (東京都薬用植物園)
http://www.tokyo-eiken.go.jp/plant/keshi-miwakekata.html

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