ワルシャワで行われたレスリング・フリースタイルの北京五輪最終予選で湯元健一が優勝し、日本はフリー・60kg級の五輪出場権を手に入れました。

しかし残念ながら74・84・96・120kg級は、今回の予選で出場権を得ることができませんでした。日本が手にしている五輪出場権は、フリースタイルだと55・60・66kg級の3階級です。アテネでは5階級でしたから、今回は少し寂しくなってしまいました。

まだワイルドカード(主催者推薦枠)が残ってはいますが、
?フリー・グレコローマン・女子を合わせて7選手にのみ与えられる
?主催国の中国に優先的に与えられる
ということになっています。あまり期待しないほうが良さそうです。

ところで今回優勝した湯元ですが、まだ湯元自身は五輪代表の座を手にしたわけではありません。昨年の天皇杯で2位だったため、6月の明治乳業杯で優勝する必要があるのです。もし、そこで湯元が優勝できなかった場合は、天皇杯優勝者の高塚と明治乳業杯優勝者、湯元の3人(高塚が優勝した場合は2人になります)で代表決定戦が行われます。

さて、グレコローマンスタイルの予選も明日から始まります。こちらはどうなるでしょうか。

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