たまった分をまとめて消化 レスリングの話
2007年10月3日 レスリングしばらく更新ができないでいる間に書きたいことがたまってしまいましたので、ここらでまとめて書いてしまおうかと思います。
○レスリング世界選手権
まずは先日行われたレスリング世界選手権の話から。
2007年世界選手権 日本選手まとめ成績(日本レスリング協会)
http://www.japan-wrestling.jp/New07/493.html
男子はグレコローマンで笹本が銀メダルを獲得、加藤が5位になりオリンピック出場権を獲得したまでは良かったのですが、フリースタイルでは振るわず、オリンピック出場権を得ることができませんでした。松永、湯元には期待していたので残念な結果になりました。特に湯元には、ある理由から何とかメダルを手にしてもらいたかったのですが。
4階級で金メダルを獲得した女子ですが、正田が3回戦で敗れたことには驚きました。オリンピックを目指すために一度階級を上げ、その後元に戻したことがコンディションに影響したのでしょうか。浜口の試合では「誤審」と思われる判定がありましたが、私は映像を見ていないので何とも言えません。
今回の世界選手権は北京五輪の出場権が懸かった大会でもありました。出場権を得た選手はオリンピックでのメダル獲得に向けて、惜しくも敗れてしまった選手は次のチャンスに向けて頑張ってもらいましょう。
2008年北京オリンピックへの道
http://www.japan-wrestling.jp/olympic.html
○秋田わか杉国体
9月29日から秋田わか杉国体が開幕しました。レスリングは10月5日から始まります。
秋田わか杉国体組合わせ
http://www.japan-wrestling.jp/New07/581.html
気になったのは成年の部フリースタイル74kg級です。先日の世界選手権に出場した萱森と、惜しくも代表を逃した長島が出場します。明治乳業杯とその直後のプレーオフでは萱森が勝ちましたが、今回はどちらが勝つのでしょうか。そしてこの階級で昨年までの王者だった小幡にも期待していたのですが、小幡の名前はそこに無く、84kg級にエントリーしていました。。果たしてこれは今回だけのことなのでしょうか。それとも以後84kg級に階級を上げるのでしょうか。気にかかります。
○北京五輪に挑戦していた筈の人
今回の世界選手権で北京への切符を手にしたのは、男子だとグレコローマンスタイル60kg級の笹本だけです。(正確には世界選手権でメダル獲得後、今年度の天皇杯へ出場することが条件になっています。)他の階級では、世界選手権に出場できなかった選手にもチャンスが残っています。
そこで私が気がかりなのが、7年ぶりにレスリングへ復帰し、「強化委員会の推薦」として天皇杯に出場したところ2回戦で敗退し、その時の怪我を理由に明治乳業杯を欠場した「あの男」です。世界選手権で60kg級代表の湯元が敗れたことにより、再びチャンスが巡ってきたというようなことの書かれた記事も見受けられましたが、本当にチャンスはあるのでしょうか。
本来なら天皇杯に出場するためには、指定された大会で一定以上の成績を残さなければなりません。しかし「あの男」は、社会人選手権にも国体にも出場しないのです。もし天皇杯に出場するなら、2年連続で「強化委員会の推薦」になるのでしょうか。それで喜ぶ人もいるかもしれませんが、私はどうかと思います。確かに前回の天皇杯では沢山の観客が集まりました。けれども負けた途端に席を立って帰ろうとする人達(一部の人ではありますが、それでも結構な数でした。)を見てしまうと、賛成はできないのです。
○レスリング世界選手権
まずは先日行われたレスリング世界選手権の話から。
2007年世界選手権 日本選手まとめ成績(日本レスリング協会)
http://www.japan-wrestling.jp/New07/493.html
男子はグレコローマンで笹本が銀メダルを獲得、加藤が5位になりオリンピック出場権を獲得したまでは良かったのですが、フリースタイルでは振るわず、オリンピック出場権を得ることができませんでした。松永、湯元には期待していたので残念な結果になりました。特に湯元には、ある理由から何とかメダルを手にしてもらいたかったのですが。
4階級で金メダルを獲得した女子ですが、正田が3回戦で敗れたことには驚きました。オリンピックを目指すために一度階級を上げ、その後元に戻したことがコンディションに影響したのでしょうか。浜口の試合では「誤審」と思われる判定がありましたが、私は映像を見ていないので何とも言えません。
今回の世界選手権は北京五輪の出場権が懸かった大会でもありました。出場権を得た選手はオリンピックでのメダル獲得に向けて、惜しくも敗れてしまった選手は次のチャンスに向けて頑張ってもらいましょう。
2008年北京オリンピックへの道
http://www.japan-wrestling.jp/olympic.html
○秋田わか杉国体
9月29日から秋田わか杉国体が開幕しました。レスリングは10月5日から始まります。
秋田わか杉国体組合わせ
http://www.japan-wrestling.jp/New07/581.html
気になったのは成年の部フリースタイル74kg級です。先日の世界選手権に出場した萱森と、惜しくも代表を逃した長島が出場します。明治乳業杯とその直後のプレーオフでは萱森が勝ちましたが、今回はどちらが勝つのでしょうか。そしてこの階級で昨年までの王者だった小幡にも期待していたのですが、小幡の名前はそこに無く、84kg級にエントリーしていました。。果たしてこれは今回だけのことなのでしょうか。それとも以後84kg級に階級を上げるのでしょうか。気にかかります。
○北京五輪に挑戦していた筈の人
今回の世界選手権で北京への切符を手にしたのは、男子だとグレコローマンスタイル60kg級の笹本だけです。(正確には世界選手権でメダル獲得後、今年度の天皇杯へ出場することが条件になっています。)他の階級では、世界選手権に出場できなかった選手にもチャンスが残っています。
そこで私が気がかりなのが、7年ぶりにレスリングへ復帰し、「強化委員会の推薦」として天皇杯に出場したところ2回戦で敗退し、その時の怪我を理由に明治乳業杯を欠場した「あの男」です。世界選手権で60kg級代表の湯元が敗れたことにより、再びチャンスが巡ってきたというようなことの書かれた記事も見受けられましたが、本当にチャンスはあるのでしょうか。
本来なら天皇杯に出場するためには、指定された大会で一定以上の成績を残さなければなりません。しかし「あの男」は、社会人選手権にも国体にも出場しないのです。もし天皇杯に出場するなら、2年連続で「強化委員会の推薦」になるのでしょうか。それで喜ぶ人もいるかもしれませんが、私はどうかと思います。確かに前回の天皇杯では沢山の観客が集まりました。けれども負けた途端に席を立って帰ろうとする人達(一部の人ではありますが、それでも結構な数でした。)を見てしまうと、賛成はできないのです。
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