女子ワールドカップ終了・そして明治乳業杯予選

レスリングの女子ワールドカップが終わりました。日本は決勝戦で中国に敗れ2位でした。

「日本は中国に敗れ2位…女子ワールドカップ最終日」（日本レスリング協会）
http://www.japan-wrestling.jp/New07/880.html

今回は経験を積ませることを目的として、若手によるチーム編成となりました。そのため1月の全日本選手権で2位または3位だった選手や、全日本選手権とは違う階級で出場することになった選手によって構成されていました。

全日本選手権で優勝し、且つその時と同じ階級で出場していたのは51kg級服部と、67kg級井上だけです。要するにベストメンバーではありませんでした。

それで2位というのは健闘したのかもしれません。1回戦、2回戦どちらも6−1で勝利しています。しかし、決勝では1−6と大差で中国に敗れてしまいました。中国の実力も侮れないようです。

ともあれ、まだ若い選手が多いですから今後に期待したいです。

さて、男子の方では25日に明治乳業杯全日本選抜選手権の予選会が行われます。ここでベスト8に入れば6月に行われる本戦への出場権が得られます。

と言っても、1月の全日本選手権でベスト8以上だった選手は既に出場権を得ていますし（昨年は3位以内だったが今年はベスト8に変更）、予選に参加するには各種大会で一定以上の成績を残していることが条件になっています。そのため参加する選手は毎年そう多くはありません。各階級で差はありますが、多い階級でも十数名といったところでしょうか。

ところが今年は、30名もエントリーしている階級があります。選手の総数も昨年の197名に対し、今年は228名に増えています。より多くの選手にチャンスを与えることを理由に、今年は出場条件に「監督推薦」なるものが加えられたことが原因のようです。

参加人数は増えたものの、日本代表となれるのは1人だけです。最後には誰が代表になるのでしょうか。