1月26日から2006年度天皇杯全日本選手権が始まります。
大会案内
http://www.japan-wrestling.jp/New06/AllJapan/top.html
ポスターを見ますと、中央に陣取っている人や「山本“KID”徳郁参戦」の文字から「世界選手権で活躍した選手よりも7年ぶりに復帰する選手の方が大事なのかしら」と思ってしまいます。
チケットぴあでも同様の扱いになっています。
http://info.pia.co.jp/et/promo/sports/wrestling_japan.jsp
よもや大会の見所もこんな調子で紹介されるのではないかと心配していましたが、こちらは最近の成績を基に書かれているようなので要らぬ心配でした。
各階級見どころ
http://www.japan-wrestling.jp/New06/AllJapan/tenbou.files/sheet002.htm
主催者としては、男子フリースタイル60kg級に出場する山本“KID”徳郁に活躍してほしいようです。私もこの階級は面白いことになると考えています。ですが、それは山本“KID”徳郁以外の選手についてです。
そもそも天皇杯全日本選手権に出場するためには強化委員会による書類選考を通過しなければなりません。通常それは、その年の国体や明治乳業杯、社会人選手権、インカレ、インターハイ、あるいは前年の天皇杯といった大きな大会での上位入賞が条件となります。しかし山本“KID”徳郁の場合、1999年以降レスリングの試合には出ておらず、「強化委員会推薦」による出場になります。要するに、7年間実績がまったくないのです。したがって、どこまで勝ち進めるのか私には予想がつきません。
それよりもこの階級は、世界選手権3位の高塚、アテネ五輪銅メダリスト井上、前年度全日本王者・湯元といった実力者達が揃っています。私にとっては彼らの試合の方が楽しみです。
さて、最後に私が注目している階級を幾つか紹介します。
男子フリースタイル55kg級
前年度の天皇杯優勝者・松永と、プレーオフの末に日本代表の座を松永から奪った田岡の勝負に注目です。
〃60kg級
上で書いたとおり、世界選手権3位の高塚、アテネ五輪銅メダリスト井上、前年度全日本王者・湯元といった強豪揃いです。
女子55kg級
51kg級世界チャンピオンの坂本日登美が階級を上げて出場します。55kg級世界チャンピオン吉田沙保里との対決が楽しみです。
〃59kg級
この階級で世界チャンピオンの正田絢子は63kgに出場し、前年度優勝の山本聖子は引退したため女王不在の状態です。果たして誰が制するのでしょうか。
〃63kg級
伊調馨と、59kg級から階級を上げた正田絢子の世界チャンピオン同士の争いになるのでしょうか。アテネ五輪の代表を争った時は、伊調が勝利しています。今回はどちらが勝つのでしょう。
大会案内
http://www.japan-wrestling.jp/New06/AllJapan/top.html
ポスターを見ますと、中央に陣取っている人や「山本“KID”徳郁参戦」の文字から「世界選手権で活躍した選手よりも7年ぶりに復帰する選手の方が大事なのかしら」と思ってしまいます。
チケットぴあでも同様の扱いになっています。
http://info.pia.co.jp/et/promo/sports/wrestling_japan.jsp
よもや大会の見所もこんな調子で紹介されるのではないかと心配していましたが、こちらは最近の成績を基に書かれているようなので要らぬ心配でした。
各階級見どころ
http://www.japan-wrestling.jp/New06/AllJapan/tenbou.files/sheet002.htm
主催者としては、男子フリースタイル60kg級に出場する山本“KID”徳郁に活躍してほしいようです。私もこの階級は面白いことになると考えています。ですが、それは山本“KID”徳郁以外の選手についてです。
そもそも天皇杯全日本選手権に出場するためには強化委員会による書類選考を通過しなければなりません。通常それは、その年の国体や明治乳業杯、社会人選手権、インカレ、インターハイ、あるいは前年の天皇杯といった大きな大会での上位入賞が条件となります。しかし山本“KID”徳郁の場合、1999年以降レスリングの試合には出ておらず、「強化委員会推薦」による出場になります。要するに、7年間実績がまったくないのです。したがって、どこまで勝ち進めるのか私には予想がつきません。
それよりもこの階級は、世界選手権3位の高塚、アテネ五輪銅メダリスト井上、前年度全日本王者・湯元といった実力者達が揃っています。私にとっては彼らの試合の方が楽しみです。
さて、最後に私が注目している階級を幾つか紹介します。
男子フリースタイル55kg級
前年度の天皇杯優勝者・松永と、プレーオフの末に日本代表の座を松永から奪った田岡の勝負に注目です。
〃60kg級
上で書いたとおり、世界選手権3位の高塚、アテネ五輪銅メダリスト井上、前年度全日本王者・湯元といった強豪揃いです。
女子55kg級
51kg級世界チャンピオンの坂本日登美が階級を上げて出場します。55kg級世界チャンピオン吉田沙保里との対決が楽しみです。
〃59kg級
この階級で世界チャンピオンの正田絢子は63kgに出場し、前年度優勝の山本聖子は引退したため女王不在の状態です。果たして誰が制するのでしょうか。
〃63kg級
伊調馨と、59kg級から階級を上げた正田絢子の世界チャンピオン同士の争いになるのでしょうか。アテネ五輪の代表を争った時は、伊調が勝利しています。今回はどちらが勝つのでしょう。
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