グラウンドを去る選手

プロ野球公式戦は全日程を終了しました。気になる個人タイトルも確定しましたが、それ以上に気になるのが、引退する選手です。ヤクルト・土橋、山部、広島・浅井、阪神・町田、片岡、楽天・飯田、中日・川相といった名選手達が今期限りで引退することになってしまいました。仕方のないことではありますが、やはり残念です。

特に残念なのが川相です。あと22回送りバントを決めれば、通算555犠打になったのですが。思い返してみると、シーズン途中から嫌な予感はしていました。けれども、日本ハムから奈良原（守備に定評のあるベテラン内野手。バントも上手い）が移籍してきたり、故障でもないのに2軍落ちしたり、更には『週刊ベースボール』に「俺を引退させたかったら日本一になれ」と川相のコメントした記事が掲載されるなどしても、あえて「引退」なんてことは考えないようにしていました。もっとも、本人の意向やチーム事情があるのですから私が見ないふりをしたところでどうにもならないのですが。

引退してしまうのは残念ですが、まだ中日には日本シリーズが残っています。きっと川相の力が必要になる場面があるはずです。活躍してくれることを期待します。

そして願わくば、
投　山本昌
捕　谷繁
一　渡邉
二　奈良原
三　立浪
遊　川相
こんなオーダーを見てみたいものです。ちなみに6人の平均年齢38.2歳です。