フライング

2006年9月18日 日常
同室で寝ていた仲間の一人が
「よーし六時半だ!」
と言いながら飛び起きました。
別の仲間が時計を見ながら
「まだ二時半じゃないか」
と言うと
「え?もしかしてフライング?」
と決まり悪そうに布団の中へ戻っていきました。
今朝は、そんな出来事が以前あったことを思い出してしまいました。

早朝から出掛ける用事があったので、今日は五時半に起床予定でした。時計のベルが鳴り出す前に目が覚めたので、時計を見てから
「さあ五時半だ」
と勢い良く起きてカーテンを開けました。そこで異変に気が付きました。

秋分の日はもうすぐで、日の出る時刻は夏に比べて遅くなっています。加えて今日は、朝から天気が悪いという予報が出ていました。それらを考慮しても、あまりに外が暗すぎるのです。首を傾げつつ時刻を確認すると、時計の針は四時半を指していました。どうやら時計を一時間ほど見間違えたようです。とたんに恥ずかしくなってきて、布団に潜り込みました。

結局、寝付けないまま「あの時の彼はどうしているだろう」と考えながら、五時半まで寝返りを打っていました。

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