高校総体のレスリングは、昨日で全試合が終了しました。残念ながら試合は見ることができませんでしたが、試合結果を見て気になったことを書いてみようと思います。

団体戦結果
http://www.japan-wrestling.jp/New06/708.html

個人戦結果
http://www.japan-wrestling.jp/New06/703.html

団体戦の3回戦で、茨城代表・霞ヶ浦が敗れたことで、こんな記事が書かれていました。

『5年ぶりの挫折。2度目も立ち上がることができるか、霞ヶ浦高』
http://www.japan-wrestling.jp/New06/705.html

最近20年間で、選抜は15度、インターハイだと17度も優勝していますから、春夏共に3回戦敗退というのは確かに異常事態のように見えます。

ですが、選抜で霞ヶ浦が敗れた網野はその大会で準優勝していますし、今回敗れた岐南工業も3位に入っています。いずれも相当に強いチームです。これは果たして、
 霞ヶ浦が戦力ダウンしている
 他校が霞ヶ浦に対抗できるだけの力をつけてきた
どちらなのでしょうか。
霞ヶ浦の監督は「体重調整で失敗した」と語っており、ベストの状態ではなかったようです。いずれにしても、全国で何年も勝ち続けるのは大変なことなのでしょう。
来年以降がどうなっていくのか楽しみです。

他には、個人戦で立命館宇治(京都)の選手が60kg級で準優勝していたのが目に留まりました。立命館宇治は団体戦で京都代表の座を網野に奪われたものの、いまだ高い実力を持っているようです。

今日から全国高校野球が始まりました。さすがにテレビでの扱かわれ方が高校総体とは全然違います。高校総体も、もう少し大きく取り上げてくれないものでしょうか。

コメント